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zoom RSS 道草道楽:ミチクサドウラク よみがえる東京の建築

<<   作成日時 : 2014/08/25 14:59   >>

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かつて撮り貯めた散策写真のCD−Rを探ってみたところ、沢山の古い建築写真が出てきた。古い建物というと、どうしても終戦後の木造バラックなイメージがあった。ところが、東京中央郵便局や三信ビルなど戦前の機能的かつ洒落た建築を知ってから、そんな陰鬱なイメージはすっかり取り払われてしまった。

関東大震災以降から昭和初期あたりまでの建築は凝った意匠を設えたものが多く、その繊細な細工を眺めるのも楽しい。鏝絵(こてえ)や銅板細工など、現在では「無駄」とされ切り捨てられてしまうようなそれ等から、当時の職人の心意気が感じられるようだ。「あのハサミの意匠は、この店が建てられた当初は床屋だったからなのかな?」「この打出の小槌の鏝絵(こてえ)は縁起を担ぐものだろうか?」などと推理し、建造当時に思いを馳せるのだった。



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2010年頃撮影:中央区明石小学校。この区に残る復興小学校も老朽化が進み、続々と改築されている。


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2008年頃撮影:日比谷公園入口にあった日比谷花壇。つい最近に新築された店舗も、洒落た硝子張りの建築でカッコいい。


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2003年頃撮影:東急二子玉川駅付近の銭湯、玉川湯。この地域は再開発により町内ごと消えてしまった。


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2004年頃撮影:大崎駅西口にあった明電舎大崎事業所。現在は再開発により高層ビルが建ち、周囲の景色は一変した。


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2004年頃撮影:神田交通博物館の階段塔。この「硝子の張り巡らせ具合」が他の建築にありそうで、なかなか見つけられない。


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2007年頃撮影:同潤会青山アパートメント。緑豊かな中庭があったのだろうと推測。現在は復元された一角を残し、硝子張りの大型商業施設に。

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2008年頃撮影:日比谷三信ビル。まさかこのビルが取り壊されてしまうとは……外壁くらいは残ると思っていたのだが。2枚目は内部のアーケード。雑貨屋や文具店が軒を連ねていた。


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2008年頃撮影:四角い屋根の東京駅も今となっては過去のもの。


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2000年代前半頃撮影:銀座交詢社ビル。窓周りのアールが綺麗だったのでパチリ。改築後は外壁の一部が残った。


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2000年代前半頃撮影:「京成聚楽ビル」から乗り場へ続く階段。現在は建て替えられ、大型家電量販店になっている。


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2000年代前半頃撮影:有楽町マリオン裏にあった古いビル。現在は区画ごと再開発され、大型商業施設イトシアに。


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2000年代前半頃撮影:新橋にあった鉄道趣味専門店「交趣会」の店舗入口。このビルも老朽化により建て替えられた。


こうして眺めると町のあちこちでは常に建物が建て替えられているんですね。やがて町々の姿は徐々に移り変わり、まるで東京という都市が新陳代謝を繰り返しているようにも思えてきます。

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