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zoom RSS 僕が小さかった頃の路線バスの雰囲気を思い出してみる

<<   作成日時 : 2011/11/18 11:57   >>

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1980年代はじめの路線バス。

トタン屋根の粗末な持合所には、合い合い傘の落書き。コンクリの重石で支えられた円板の停留所で待っていると、冷房無しの丸っこい路線バスが屋根のベンチレータをパカパカ開けてやってくる。車内に外気を入れるため前ドアも開いたまま。客窓はもちろん「バス窓」リベットが打ち込まれたモノコックボディは廃車間近の1960年代のワンマンカー。ファンキーなドライバーの気だるい感じのアナウンス。

「○○駅前ェ行きィーす」

○ンツーどんの石○のおじさんのようなドライバーは帽子なんか被らない。金のネックレスにパンチパーマ、ばっちりとキメたレイバンのサングラス。足元はもちろんサンダル。でも、運転席の背もたれには腰痛予防用なのか、ツボを刺激する玉がいっぱい付いたアレ(商品名失念)が据えられている。板張りの床は劣化しないようにワックス掛けしてたんだと思う。学校でも使ってたマーガリンみたいなヤツじゃなかろうか。ハンドルは今のものよりもひと回り大きかったかな?もしかしたら、パワステなんてものも付いてなかったのかも知れない。「ガァァァァァッ」とか「ポンポンポン」とか、エンジンの音も特徴的だったなぁ。降車扉が開くとき面白い音が出るブザーもけっこうあったっけ。「ぺー♪」とか、ダミ声みたいな「ガラガラガラ♪」って類の……最近のそれは電子音のチャイムだったりする。どうもあれはキレイすぎてイカン。

○川のおじさんのバスは快調に飛ばす。停留所毎の強烈なStop&Go!「つり革に掴まらないヤツが間抜け」というのは、昭和時代の常識。8トラのカセットテープで流す停留所案内。あれが女の子の声なのはツーマン時代の女性車掌の名残りなのか、はたまた、ワンマンバスを独り寂しく転がす男たちへの子守唄なのか……いや、運転中に寝ちゃダメだ。乗客は眉間にシワを寄せ新聞を読む七三分けのオジサン、聖子ちゃんカットの女子高生たちはお喋りに夢中、後ろの座席でドカンと座るのはツッパリ高校生etc..良いか悪いかは別として、あの頃の乗り物は、どこか人間臭くて泥臭い乗り物だった気がする。

そうそう、地方のバスだと円いアナログ時計と運賃の載った厚紙がペラッと回る運賃表が付いてたなぁ。国際興業バスが設えていた、スピーカを組み合わせた中華料理屋のチャーハンみたいなサークラインとか、小田急バスのグリーンのザラザラのモケットとか、バス会社によって特徴的な仕様もあったっけ。

画像奥の「国鉄バス」は、1980年代はじめ誕生日にプレゼントされたもの。ちなみにバスファンの方のお話によれば、この路線バスタイプでの「高速バス」は実在しなかった模様。この手の玩具の化けさせっぷりが好きです。プラレールでマルーンに塗った国鉄急行形を「阪急電車」として販売していたのを見かけた事がありました。あれはあれでカワイイ(笑)


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